【計画的に】保育士のよくある転職活動スケジュール《退職金・失業保険をもらって1年間リフレッシュ》

転職したい保育士ピロ子
保育園を退職したら、現場を離れてちょっとリフレッシュ期間が欲しいっ!

でも、退職金や失業保険とか、みんな無職のときのお金のやりくりって、一体どうしてるんだろう?

時間や精神的に余裕を持って転職活動してみたいし、参考になる転職活動スケジュールも知りたいっ〜!

他の保育園や他業種への転職を考えている保育士さんたちの頭をよぎる不安といえば、ズバリ「退職金」「失業保険」「高待遇の転職先」。

今の職場を退職したらどんな生活が待っているのか、ある程度見通しが持てれば時間とお金を上手に使って、リフレッシュも含めた転職活動ができますよね。

そんな人に向けて、今回は『保育士の退職から転職までのよくあるパターン例』についてをご紹介したいと思います!

転職したい保育士さんが皆同じような流れで、転職活動をするわけではありませんが、年度末(3月)で退職を考えている保育士さんには、参考になるかもなのでぜひ役立ててみてくださいね!

保育園を退職後こんな転職活動スケジュールもおすすめ!

保育園を退職後こんな転職活動スケジュールもおすすめ
【この記事はこんな保育士さんにおすすめ】

  • 保育園で数年間(3〜5年)働いて年度末の3月で退職する保育士さん
  • 退職後はリフレッシュを兼ねて自分を見つめ直す時間が一定期間が欲しい人
  • 退職金や失業保険をもらいながら転職活動をして1年後の4月から保育園(他業種)に再就職する

退職金の金額や、失業保険の受け取れる期間や目安となる金額、どうすれば高待遇の求人を見つけられるのかなど、気になる点をこの記事で解説していきます!

保育園を退職後〜再就職までのスケジュール例

年度末の3月に保育園を退職してから、再就職するまでの転職活動スケジュール例はこちら!

3月 退職
5月 退職金受け取り
8月 就職活動開始(転職サイトに登録)
9月 失業保険申請
12月 転職先決定
翌年4月 転職先での新生活スタート

▼このスケジュールのメリット

今回ご紹介する転職活動パターンのメリットは、以下の3点です。

【メリット】

  • 退職金・失業保険を活用するため無職の期間に金銭的に困りにくい
  • 現場から離れてリフレッシュ期間・スキルアップを長く持てる
  • 転職サイトや転職エージェントを活用して高待遇・好条件の転職先をじっくり検討できる

3月:保育園退職後にもらう「退職金」

年度末の3月に保育園を退職することが決まったら、まずは気になるのが「退職金」ですよね。

退職金って、定年退職した人だけがもらうお金だと思っていませんか?

実は、数年しか働いていなくても退職金はもらえるんですよ!(ただし条件があるので注意も必要です。)

数年勤続した後に保育士を辞めるあなたの「退職金」って、一体いくらもらえるのか知っていますか?

保育園退職後にもらう「退職金」

退職金は一体いくらもえるの?

退職金について、まず重要なことは「勤めている保育園に退職金を支払う退職金制度があるかどうか」です。

何年勤めていても、保育園に退職金制度がなければ、残念ながら退職するときに退職金はもらえません。

その点は明日にでも職場で要チェックです(*私立保育園の場合は「就業規則」を確認してみましょう)。

▼保育士がもらえる退職金の目安

実際に、保育士がもらえる退職金の目安をみていきます。

私立保育園の場合は、社会福祉法人が経営していることが多くて、金額の目安は「退職金共済」の退職金手当早見表が参考になります。

平成28年度の退職手当金額早見表によると、以下の金額になります。

過去6ヶ月の基本給の平均額
160,000円 175,000円 190,000円
勤続年数 1年 83,520円 91,350円 99,180円
3年 250,560円 274,050円 297,540円
5年 417,600円 456,750円 495,900円
7年 584,640円 639,450円 694,260円

いかがでしょうか?

あなたの「過去6ヶ月の基本給と勤続年数」が分かれば、おおよその退職金の額がわかります。

勤続年数が5年以上の保育士さんであれば、3〜4ヶ月間くらいはなんとか退職金だけでも、生活できてしまえる金額ですね。

▼保育士転職の経験がある筆者の場合

ちなみに、保育士として転職経験のある筆者は、公立保育園に2年間勤めて退職したときの退職金は、約21万円でした。

公立保育園は、私立保育園に比べて福利厚生が良く「定年まで勤めれば退職金はウン千万円」だと、当時の上司が話していたのを聞いたことがあります。

これから他園への転職活動をしている人は、転職先に公立保育園を選ぶのもアリですね!

5月:退職金を受け取る

一般的に退職金は、年度末の3月に辞めてもすぐ受け取れるわけではなく、多少の時差があります。

退職金を手にするまで、退職してから2〜3ヶ月後を目安にしておくと良いと思います。

それまでは収入が無くなってしまうので、「貯金を崩す」「実家に帰る」などの対策が必要になります。

保育園を退職してすぐに新しい転職先で働く人の場合は、その時差がないので安心感がありますね。

ちなみに、無職の期間を作りたくない!在職中に次の転職先を決めておきたい場合は、事前に(在職中に)無料で使える保育士転職求人サイトを活用する方法が、賢い転職活動の方法です。

保育士転職求人サイトを活用する

8月:転職活動開始

夏休みに入った8月頃になると、次年度の保育士の求人が多くなります。

新卒者向けの求人が多くなるイメージですが、最近は「即戦力」となる保育士経験がある保育士さんが非常に求められています。

人気の高い高待遇・好条件の保育園へ転職を望む場合は、早めの行動が鍵になります。

そこでオススメな転職方法が、保育士向けの転職サイトに登録することです。

人気!おすすめ転職求人サイト

あなたのお住まいのエリアの高待遇・好条件の保育士求人情報を多く持っていて、面接日の調整や労働条件の交渉も行ってくれる転職コンサルタントが在籍し、転職したい保育士の強い味方になってくれます。

登録も利用も無料なので安心して使えます。

転職先を探す保育士さんたちの間では定番の転職方法ですので、まだ知らない人は要チェックですよ!

詳細:今すぐ登録しておくべきおすすめの保育士専門の転職求人サイト

保育士の転職成功体験談

【転職成功】現役保育士が教える転職求人サイトを活用した体験談《インタビュー》

2018年1月2日

9月:失業保険の受給申請

失業保険という制度を知っていますか?

読んで字のごとくですが、失業保険というのは仕事を失った(退職した)方が転職活動中にもらえる補助金のことです。

失業保険受給の申請は「ハローワーク」で行います。

失業保険の受給申請

失業保険を受け取れる条件はいくつかありますが、重要なことは「転職する意思があって活動しているがまだ仕事が見つかっていない」ということです。

自ら退職を願い出た自己都合退職者(←ほとんどの保育士さんはこっち)は、1年以上5年未満の就業年数であれば、最大で約3ヶ月(90日間)の失業保険を受け取ることができます。

▼なんで9月に失業保険受給を申請するの?

実際に、失業保険受給の申請時期は7月とかでもいいのですが、失業保険をもらうには「就活してる」ってことが制度上の条件になります。

そのため今回の記事では、秋頃まで転職活動することを考えず、本格的に秋から就活する人のために、申請時期を9月にしています。

もし退職金がもらえない人で、金欠になってしまう人は9月まで待たずに、退職後すぐに失業保険受給の申請しましょう。

ハローワークで失業保険受給申請

失業保険でもらえる具体的な金額

例えば、過去6ヶ月の給与が108万円(月18万円×6ヶ月)、勤続年数1年以上5年未満、年齢30歳未満の場合、月額で約12万4000円が最長3ヶ月受け取ることができます。

もしくは、過去6ヶ月の給与が120万円(月20万円×6ヶ月)、勤続年数5年以上10年未満、年齢30歳未満の場合、月額で約13万2000円が最長3ヶ月受け取ることができます。

保育士専門の転職サイトに登録して転職活動をしながら、金銭的に少しでも生活の足しになるよう失業保険制度を活用することも、賢い転職活動方法の1つですね。

ハローワークに問い合わせる

失業保険を受け取るにはいくつかの条件があるので、事前にハローワークに問い合わせて確認しておくことをオススメします。

8月〜12月前後:転職活動〜就職先決定

もし仮に8月に転職サイトに登録したら、その間は転職のプロである担当者と連絡を取りながら、自分の希望に沿った求人の紹介を受けます。

紹介を受けた求人情報の中で、気になる保育園には見学や面接に行くことがおすすめです。

保育園の雰囲気や職員の様子を見るには、見学が1番です。いろんな保育園があるので、早々と決めてしまうことはせず、複数の保育園を見学したり面接に出向きましょう。

12月頃に転職先が決まっていると、年明けから3月まで安心して生活できますね。

転職先が決定したら、時間のあるうちに趣味や資格取得に時間やお金を投資しておくと、また働き出した時に以前よりもパワーアップした状態で保育の仕事に戻ることができますよ。

4月:転職先で新生活スタート

ご存知の通り保育園では、年度の切り替わりである4月からの仕事始めが一般的です。

1年間のリフレッシュ期間を経たあなたは、完全に気持ちも切り替えて、新たな職場でイキイキと働くことができるはず。

可愛い子どもたちと関わりながら、高待遇・好条件の保育園で充実した日々を送りましょう!

さいごに

保育園退職後のリフレッシュ

いかがだったでしょうか?保育園を退職後、1年間のリフレッシュ期間って長すぎるように感じる人もいるかもしれません。

でも、退職金や失業保険をもらうチャンスでもあるので、見通しを持って生活すれば金銭的な面はなんとかなりそうな気がしますね。

もし、退職後のリフレッシュ期間が1年間も必要ないという人は、退職前から転職求人サイトに登録して、転職のプロのサポートを受けておくことが賢い方法です。

最近は保育士不足もあって、年度途中からでも採用してくれる保育園が多くなっているので、働き出したい時期からスムーズに仕事を始められる確率も高いです。

自分の住んでいるエリアの高待遇求人を見つけたい人は、ぜひ転職求人サイトの転職アドバイザーさんにぜひ相談してみましょう!

保育士の転職成功体験談

【転職成功】現役保育士が教える転職求人サイトを活用した体験談《インタビュー》

2018年1月2日
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