転職を考えている保育士さんの中には、次の職場でもうまくやっていけると自信のある人もいれば、たくさんの不安を抱えている人もいると思います。
後者の場合は、転職先の新しい保育園の仕事量、休日の多さ、給料、、、気になることがたくさんありますね。
なにより、保育園の雰囲気に馴染めなかったらどうしよう、快く迎え入れてもらえるか、といった人間関係が不安の要因になっていることも少なくないはず。
そこで今回は、そんな転職を考えている保育士さんの不安を、少しでも解消する方法を紹介したいと思います!
もくじ
転職したい保育士が抱える不安の要因

その1.転職先の人間関係
やっぱり1番気になるのが、転職先の「人間関係」ですね。
どんな先生がいるんだろう?同じ世代の職員は何人くらいいるんだろう?既にできあがっている職員の輪の中に入れるだろうか、、、考え出したら夜も眠れませんね。
園長先生や主任先生がどんな人なのかという点も大いに気になるところ。転職というのは、新卒で就職するのとはまた違った見られ方をしてしまうので、その辺りも不安要素です。
その2.転職先のお給料
保育士の給料は安い。これは保育士さんであれば、誰もが知っていることですね。
転職を考える保育士さんの願いとしては、せっかく勇気を出して転職するのだから、今の保育園よりも給料の良い保育園で働きたいものです。
でも、実際のところ都合よく給料の高い保育園の求人を探すことができるのか、これも不安要素の1つですね。
その3.転職先の仕事量
給料の安さにも関係してくることですが、「保育士といえば持ち帰り仕事」と言っても良いくらい、家に持ち帰って仕事をすることが多くあります。
また、「あれ?私たちの定時って何時だっけ?」が口癖になるくらい、毎日子どもが帰った後の保育園で仕事をすることが多いです。
転職した先が、今の保育園よりも残業や持ち帰り仕事が多い保育園だったらどうしよう、、、。
そう考えると思わず転職に足踏みしてしまいます。
保育士が転職を考えたときの不安はどうして起きるの?

そもそも、なんで「不安」になるのでしょうか?
今回の場合でいえば、「なぜ転職することを考えると不安になるのか?」です。
不安がなくなれば、明るい気持ちと希望を持って転職活動をできるのに。不安というのは、一言で言えば「未来がどうなるかはっきり分からないから湧き上がる感情」です。
未来が絶対にこうなると分かっていたら、人は不安にはなりません。でも、100%未来を把握することなんてできないですよね。
ということは、転職にしてもなんにしても、不安になって当然と考えた方が、気持ちが楽になります。
いま抱えている不安は減らすことができる!
今回のタイトルでもある、「不安を解決する」というのは、不安をゼロにすることではなくて、不安を可能な限り少なくすることだと考えると良いですね。
例えば、お化粧をするときに不安になる女性って少ないと思います。「お化粧した後どうなるか分からなくて不安!」なんて気持ちになるでしょうか?
きっと、ならないですよね。
これって、お化粧した後の状態が大体イメージできるから、もしくは事前にこうなるだろうって予測ができるから不安にはならないわけです。
つまり、転職も同じで、あらかじめ転職先の情報や職員の様子、給料や残業の量がある程度わかっていれば、それを事前にイメージすることができます。
先ほども言いましたが、不安をゼロにすることはできません。少しでも不安を減らすことはできるのです。
転職したい保育士の不安を解消する方法

では、転職したい保育士さんが抱える不安を、具体的にどうやって少なくしていけばいいのでしょうか。
ここでのポイントは2つ!そこから不安の解消方法をいくつか紹介していきます。
- 得られる情報を事前に知っておく
- 求人票に載っていない隠れた情報を知る
その1.求人情報を比較する
転職先の給料や休日、勤務時間が気になる人は、求人票に載っている情報をいくつか見比べてみましょう。
あなたが働きたいエリア、施設の規模などをもとに転職先の候補をピックアップして、求人票を比較してみるとイメージが湧きやすいと思います。
その2.施設見学で現場を知る
職場の雰囲気や、実際に働いている保育士さんに対して不安な気持ちを覚える人は、ぜひ施設見学に行きましょう。
見学したときに知ることができる園内の製作や壁面、保育士の子どもへの接し方、来客であるあなたへの挨拶・対応などは、転職先を考える上でとても参考になると思います。

なんて人もいるかもしれませんが、実際に現場を見学することなく就職して後になって「こんな園だと思わなかった!」と嫌な気分になって辞めてしまうなんてことも考えられます。
もうお分かりだと思いますが、そうならないためにも事前に「ちょっと」勇気を出して、見学に行った方が賢い選択です。
その3.面接で質問する
転職活動中の採用面接のときに、自分が不安に思っていることは、園長先生や主任先生へ質問して聞いてみましょう。
面接の段階では、まだ採用が決まっているわけではないので、あとあと「こんな職場だと思わなかった!」とならないために、恥ずかしがらずに質問できることはしてみましょう。
質問(例:去年1年間の離職率や残業の量)に対して、園長や主任の答えがハッキリせず言葉を濁すようであれば、何か言いにくいことがあるのかもしれません。
逆に、誠実だと思える返答があれば、不安が減って信頼度が上がりますね。
その4.転職サイトのアドバイザーに相談する
保育士専門の転職サイトに登録すると、プロの転職アドバイザーさんが担当となって、一般には出回っていない高待遇の非公開求人の紹介や、自分では聞きにくい質問をあなたの代わりに保育園側(転職候補先)に聞いてもらうこともできます。
また、経験豊富な転職アドバイザーさんたちは、求人票の情報だけでは見えない実情や評判を知っていることも強みです。
転職サイトのアドバイザーさんは、採用面接や施設見学の日程調整も、保育園との仲介となって対応してくれるので忙しい保育士さんにもピッタリだと思います。
転職サイトは登録から転職相談、求人紹介、転職完了に至るまで完全無料で利用できる点も、とっても魅力。
一般的な転職活動といえば、1から10まですべて自分一人で行わなければなりませんが、転職サイトを活用すれば転職アドバイザーさんという心強い味方が、あなたの転職活動をサポートしてくれるのです。