【保育園ブラック度】チェックリスト大公開!その保育園もしかしてブラックかも?!

保育園ブラックチェックリスト

いまでは当たり前のように、よく耳にするようになったブラック企業の存在。

悪質な労働環境が問題となっている企業の実態が、ニュースを通じて世間に知られるようになっています。

とはいえ、いま保育士として働いている「保育園の労働環境」はどうなんでしょうか?

法律ギリギリのグレーゾーンから、コレは絶対アウトでしょ!ってものまであると思いますが、あなたの保育園は大丈夫、、、?

今回は、そんなブラック保育園を判断するための目安になる「チェックリスト」を作ってみました。

ぜひ、あなたが働く保育園のブラック度チェックの参考にしてみてくださいね!

こんな保育園はブラックだ!あなたの職場環境は大丈夫?

ブラックな保育園のチェックリスト確認

まずはじめに、どんな保育園がブラックだと言われやすいのか、判断しやすい項目をいくつか挙げてみたいと思います。

1.長時間労働(残業代ゼロ)

行事の準備や書類作成など、保育士は子どもたちが帰ってからも仕事が盛りだくさんです。

とても勤務時間内で終わらず、定時を超えても園内に残ったり、家に持ち帰って作業をしたりと忙しい毎日を送っている場合が多いです。

そのような労働環境の中で、ブラック保育園は当然のように残業代・超過勤務手当などは出ません。

定時を過ぎても保育園に残っていることが「暗黙の了解」になっているような所は、感覚がマヒしてしまっているのでちょっとマズいですね。

2.保育材料の実費負担

保育材料の実費負担についても、保育園ごとに大きな違いがみられます。

一般的な企業であれば、業務に必要な物品は経費として請求できます。

しかし、ブラック保育園では、主活動や行事で使う素材を「保育士に支払わせ」たり、クラス内で使うもの入れカゴや絵本を一切の補助もなしに、保育士に用意させる場合もあるようです。

保育材料費も毎月の給料に含まれているのだとしたら、実際の手取りって一体いくらになるんでしょうか、、、。

3.全く取れない有給休暇

保育園は、一般的に有給休暇が取りにくいと言われています。

特に最近はどこの保育園も保育士不足で、クラス運営をギリギリの人数で行なっています。有給休暇が取れるのは、病気になった時くらいでしょうか。

日本社会は、全体的に有給休暇の取得率が低いと言われていますよね。

海外では、有給は必ず使い切るものだという認識が強い国がほとんどです。有給休暇は労働者に権利なので、それが思うように使えないとなると、そこはもうブラック保育園ですね。

4.若手いびりが常態化

ブラック保育園の特徴として、「保育園内の雰囲気が悪い」ことも特徴として挙げられます。

その原因の一つとして、上司や先輩の若手いびりがあります。

仕事やプライベートに不満を抱える上司や先輩がいると、立場の弱い若手保育士にそのストレスをぶつけるようになります。

そして、それが園内で当たり前になってしまうと、マイナスの息苦しいエネルギーが立ち込めるようになり、どんどん雰囲気が悪くなってしまいます。

そんな環境が何年も続いているような保育園は、少しずつブラック化している可能性が高いです。気をつけましょう。

5.職員がよく入れ替わる

保育士が定着しない保育園」と聞いて、どんな印象を受けますか?

きっと「何かワケありなんじゃないか」と思うんじゃないでしょうか。

保育士が、毎年のように何人も入れ替わるような保育園や、年度途中でも職員がコロコロと入れ替わるような保育園は、どこかに理由があると予想できます。

一般的には、給与などの待遇面、ギスギスした人間関係、忙しすぎる仕事量などが理由に挙げられます。

あなたの保育園がもし職員がコロコロ入れ替わるような環境であれば、あなたはもう「ここはブラック保育園だ」と薄々気がついているかもしれませんね。

6.保護者への対応が悪い

保護者と良い人間関係が築けていない保育園も、ブラック保育園の可能性が高いです。

保育園という場所は、保護者が子どもを預けるからこそ、保育士に仕事が生まれます。乳幼児は、家庭での育児が望ましいと言われたりもしますが、現実問題、保護者は子どもを預けて働きに出ます。

預けられる子どもの目線に立てば、「お母さん、もっと家で子ども見てあげようよ」「これ(トイトレや食べ方などなど)は家庭の役割だよお母さん」なんて思いが出てくることは多いと思います。

それを保護者にうまく伝えて保育士がサポートしながら、保育園と家庭とで連携しながら子どもを成長を見守っていく。これが理想的な形だと言われていますね。

しかし、ブラック保育園ではそういった育児にウトい保護者の悪口を保育中に言ったり、否定的な態度で保護者に接したりする保育士がいたりと、保護者が子どもを預けにくい環境が出来上がっている場合があります。

保育・育児のプロとして、子どもだけでなく保護者の教育やサポートもうまく行えている保育園は、人気も高く職員の定着率も高いでしょう。

7.子どもに怒ってばかり

これは保育士として、常に向き合わなければいけない問題です。

保育園では、家庭とは違う集団生活の中で身につけるマナーやルールがあったり、食事作法や一般的なマナーなども身につける必要があるので、場合によっては強く指導する場合もあります。

しかし、中には登園してから降園するまで、ずっと怒り続けているような保育士もいます。

感情というのは感染します。乳児のクラスで、赤ちゃんが1人泣き出すとつられて2人、3人と泣き始めることがありますよね。あれが感情の感染です。

保育士がクラスの中でイライラしていれば、同じクラスにいる子どもたちにも感染し、望ましくない行動が増えるのは当たり前です。

それを抑えるために、さらに怒ることになりイライラする、それが子どもにまた感染する、、、という悪循環が出来上がってしまいます。

保育士としてまだ経験の浅い内は、仕方がないことかもしれません。

しかし、ベテランの保育士がそのような状態だったり、イライラして雰囲気を悪くする保育士がいるのに、園長・主任から何の指導もない場合は、ブラック保育園の可能性が高いです。

その保育園で働いていても、あなたは子どもへの上手い関わり方は学べないかもしれません。毎日イキイキ働いている保育士を見つけましょう。

ブラック保育園チェックリスト

ブラック保育園チェックリスト

ブラック保育園のチェックリストとして、以上の項目をまとめました。

1〜3つ当てはまればブラック保育園の可能性が高く、4つ以上当てはまればブラック保育園確定です。何か対応を考えましょう。

【ブラック保育園チェックリスト】
⬜︎ 長時間労働(残業代ゼロ)
⬜︎ 保育材料の実費負担
⬜︎ 全く取れない有給休暇
⬜︎ 若手いびりが常態化
⬜︎ 職員がよく入れ替わる
⬜︎ 保護者への対応が悪い
⬜︎  子どもに怒ってばかり

ホワイト保育園はあるのか?

さて、チェックリストの結果はいかがだったでしょうか?

実際のところ、項目にいくつか当てはまる場合が、ほとんどなんじゃいかと思います。それだけ、保育業界というのは、ブラックとまではいかなくてもグレーな場所が多いということです。

では、いわゆる「ホワイト保育園」はあるのでしょうか?

おそらく、誰もが認めるホワイト保育園を見つけることは、ほぼ不可能だと思います。100人の保育士が「ここは働きやすい」と思えるような保育園と出会うことは、かなりレアでしょう。

その代わり、あなたがとても働きやすいと感じる、あなたにとっての「ホワイト保育園」を探すのはそれほど難しいことではないと思います。

そのために転職してみることは、自分の成長にも繋がります。

自分が納得して働ける環境となるべく早く出会い、毎日楽しく子どもたちと関われるようになりたいですね。

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