
なぜなら、実はそれには20代で転職した方が良い理由があるからなんです。
ただし、「とりあえず今の保育園がイヤだから!」といって、転職先の良い面や転職することだけを目的に先走って行動してしまっては、あとになって「こんなはずじゃなかった」と後悔しかねません。
そこで今回は、20代で転職を考えている保育士さんに向けて、『20代で転職するメリット』と『転職前に意識しておくべきこと』について、まとめてみました!
ぜひ参考にしてみてくださいねっ!
もくじ
保育士が20代で転職するメリット

1. 新しい保育園のやり方に慣れやすい
20代の保育士は良い意味でまだ経験が浅いので、いろんな考え方ややり方を柔軟に取り入れることができます。
「今までのやり方と違うけど、こんなやり方もあるんだ」と新しい発見に繋がることも多いと思います。
そのようなことを繰り返して自分自身の保育観が作られていきます。
あなたの保育園の「仕事ができるパートさん」も、きっと転職経験が多いことでしょう!
2. キャリアアップを意識できる
20代で転職することは、保育士として将来設計をする上でも有利に働くことが多いです。
たとえば、転職先に新規開園の保育園を選べば、今働いている園よりも主任になれる時期が早まったりするかもしれません。
また、一般的に転職する時というのは、今現在働いている職場よりも待遇(給料・休日・人間関係)の良い環境を求めてのことがほとんどです。
将来的に園長や主任を目指したい人や給料を少しでも上げたい人は、20代早いうちの転職がオススメです!
3. 公立保育園に挑戦できる
保育士の憧れ?でもある公立保育園の保育士。
学生時代に公務員試験に挑戦した方も多いのではないでしょうか?
給料面や雇用の安定(育休や産休)などは地方公務員と同じ扱いなので、とても魅力的ですね。
そんな公立保育園へ転職する挑戦も、20代であればまだできます。
受験の年齢制限が20代後半までに設定されている自治体が多いので、一度は私立保育園に就職した方も30代に突入する前に挑戦してみるのもいいかもしれません。
4. 元気がある
若さは何にも勝る強みです。
保育士としての経験年数が浅くても、元気で明るい保育士というのは、子どもにとっても保育園にとっても貴重な存在。
20代の保育士は、その元気さや若さだけでも十分に保育園から求められる存在なのです。
特に3年以上の保育経験がある20代の保育士であれば、引っ張りだこ間違いなし。
保育士専門の転職サイトなどを利用すれば、今よりも好条件・高待遇がびっくりするくらい見つかることでしょう!
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20代の保育士さんが転職前に必ず意識するべきこと

20代の保育士さんが転職をするにあたって、事前に意識しておいた方が良いこともあります。
転職というのは、人生をより良く過ごすためのステップアップです。若さや勢いだけではなく、将来のことも考えて決めるといいですね!
①転職先が結婚・出産にどのくらい対応してくれるか
まずは、女性にとって大きなライフイベントである結婚と出産(育児)です。
現在、産休や育休や時短勤務に配慮している保育園が増えてきましたが、それでもまだまだ結婚=退職、妊娠=退職、といった昔ながらのやり方が、慣例として暗黙の了解になっている保育園は少なくないようです。
転職先を決める面接では、「子育て中の職員がどのくらいいるか(子どもがいても働きやすいか)」「産休や育休の取得率がどのくらいか」を園長先生に聞いてみるのも参考になるでしょう!
②キャリアアップが考えられている保育園を選ぶ
保育園は、昔からキャリア(役職)がほとんどない業界として有名でした。
園長→主任→現場保育士が一般的な階層ではないでしょうか。どうしても平保育士でいる期間が長いので給料も上がりにくいんですね。
しかし、ここ数年は国が大きく介入し、保育士にキャリアを作っていこうという流れが出始めました。
この流れに乗って、多くの保育園では「副主任」「リーダー保育士」といった役職を用意するようになり、継続していけば給料が上がっていくシステムが出来始めています。
せっかく今の時期に転職するのであれば、保育士のキャリアアップを考えてくれている保育園を探したいですね!
③円満退職を心がける
これは、いま現在お世話になっている(辞める予定の)保育園に対してです。
辞めることにはなったとはいえ、数年は給料をもらいお世話になった職場です。
どれだけ文句があろうとも、学ばせてもらったことには素直に感謝を示し、最後の1日までその保育園のために努めることは大人としての礼儀です。
今後も同じ業界で働くのであれば、いつどこで誰と再会するかわかりません。そんなことも考えながら退職する日まで過ごしましょう。
④保育士の入れ替わりが激しい保育園は避ける
これは言うまでもありませんよね。
保育士が定着しない保育園というのは、必ず「保育士が定着しない理由」があります。
たとえば、残業が多く無理な仕事量を任せられたり、人間関係が複雑だったり、給料がとても安かったり、園長が意見を押し付けてきたり、、、。挙げだしたらきりがありません。
大切なことは、あなたがどの点なら妥協できるか、です。
仕事がめちゃくちゃ忙しくても給料が高ければ納得して働ける人もいれば、給料が多少低くても人間関係が良くて居心地の良い保育園を求める保育士さんもいます。
全てが自分の思い通りに揃った完璧な園を見つけ出すのは相当大変です。
というより自分で保育園を作りでもしない限り無理でしょう。
転職したい20代の保育士さんは、転職先に求める「自分が譲れるところ」と「譲れないところ」をしっかり自己分析しておきましょう。
さいごに

20代で転職を考える保育士さんは、実際少なくありません。
転職理由はいろいろですが、転職は「より良い環境」を求めて行動する積極的なものです。
20代であれば、身軽なうちにいろんなことに挑戦できるので、転職をするメリットもたくさんあります。
転職活動をする時には本記事でみたような「気をつけること」を意識しながら進めてください。
- 初めての転職で何からやって良いかよく分からない!
- いろんな求人の中から自分の理想の条件に近い保育園を探したい!
もしあなたが、できるだけ転職を成功させたいと考えている保育士さんであれば、保育士専門の転職求人サイトの活用がオススメです。
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