
そんな不安を抱いている保育士さんって、きっと少なくないかもしれません。
そろそろ30代になるアラサーの保育士さん、もう30代になっている保育士さんも、他の園へ転職するとなると、、、いろいろ考えてしまいますよね。
でも、保育士が30代で転職すると良い理由って、実はいくつもあったりするんです。
そこで今回は、30代で転職を考えている保育士さんに向けて、『30代で転職するメリット』と『転職前に意識しておくべきこと』についてご紹介してみたいと思います!
もくじ
保育士が30代で転職するメリット

1. 豊富な保育経験=即戦力
20代から保育士として働き続けた経験のある30代の保育士さんなら、豊富な保育経験がありますよね。
子どもとの関わり方や保護者との接し方も上手く、転職しても即戦力として期待される存在になるでしょう。
そしてなにより、30代というのはまだまだ若い存在です。
20代の保育士とは違う「落ち着きのある若さ」を持っているので、意外と雇ってもらいやすい立場にあります。
「今までの経験を他の保育園で活かしたい!」「もっといろんな保育のやり方を知りたい!」といった意欲的な理由があれば、なおプラスに働くこと間違いありません。
2. 給与・待遇の交渉がしやすい
30代の保育士さんなら保育経験を武器に、給与などの待遇面でも交渉がしやすいと言えます。
ぶっちゃけ、転職するなら保育のやりがいだけではなく、残業が減って給料が上がる方が絶対いいですよね。
そもそも「給料って交渉できるものなの?」って、疑問に思う保育士さんも多いかもしれませんが、実は交渉できます。
とはいえ、ハローワークや友人・知人の紹介であれば、なかなか言い出しにくい給料面の交渉、、、。
▼知ってる人は実践している給与・待遇を交渉する秘訣
ここ数年、保育業界で「保育士転職求人サイト」を活用した転職がとても人気になっているのをご存知でしたか?
保育士転職求人サイトを利用すると、経験豊富な転職アドバイザーが、あなたの代わりに給料や労働条件に関する交渉を行ってくれるので、転職先への変な気遣いがこちら(あなた)には必要ありません。
なにより交渉なんてしなくても、そもそも高待遇・好条件の求人情報をたくさん持っているのが「保育士転職求人サイト」なのです。
30代の保育士さんが転職をするなら、ぜひ活用したいところ。利用価値はハッキリ言って高いです。
3. ライフスタイルに合う働き方ができる
女性の30代といえば、ライフスタイルが大きく変化するときですよね。同棲・結婚・出産・子育て、、、ライフイベントが目白押し。
そんなライフスタイルの変化に合わせた転職が必要になるのが、やはり30代の保育士さんです。
「引越しをして職場が遠くなるから、、、」
「子どもの送り迎えがあるからしばらくはパートで」
「子どもが少し大きくなったからまた正規職員で」
と転職も理由も、人によって違ってきます。
保育経験がある30代の保育士さんであれば、転職先を見つけることは決して難しいことではありません。
いま働いている保育園が嫌じゃない場合でも、より良い「働きやすさ」を求めて転職することは必要なことでしょう。
4. 出産・子育て経験を活かして保護者へアドバイス
20代の保育士さんが抱える悩みの1つに「私みたいな結婚・出産・子育て経験がない若い保育士にアドバイスされても、お母さんたちは聞く耳を持ってくれない(泣)」っていうのは、よくある話。
きっと多くの保育士が、新人の頃に感じる悩みですよね。保育士経験も少ないので、まだ保育に自信がなくて、説得力に欠ける部分もあるのも20代ならでは。
しかし30代の保育士さんであれば、自分が出産・子育て中という人も少なくない思います。
保護者の悩みや相談に共感してあげながらアドバイスできるのは、やっぱり30代保育士の強みです。
また、結婚・出産を控えた保育士さんでも、それまでに積み重ねた保育経験があるので、保護者へのアドバイスに説得力が増しますよね。
30代の保育士さんが転職する前に必ず意識しておくこと

①結婚や出産など余計な気遣いをされる覚悟
保育士の30代といえば、仕事のスキルも上がり保育が楽しくなってくる時期であるとともに、結婚・出産・子育てといったライフイベントを経験する年代です。
でも、それらは予定していて起きるものではないので、「計画的に」とはなかなかいかないですよね。
そして、そんな結婚や妊娠を機に職場を辞める保育士さんが多いのも、また事実。
30代で転職を考える場合、就職面接で結婚や出産の話題が出ることもあります。
特に予定が無い人にとっては「ほっておいてよ」といった感じかもしれませんが、雇う側としてはある程度見通しが欲しいので、そういった点を柔らかく質問する面接官もいたりします。
「そろそろ結婚を、、、」「そろそろ子どもを、、、」と考えている保育士さんは、それを隠すと後々トラブルになり兼ねないので、正直に伝えるようにしましょう。
②保育観の固まりすぎに注意+柔軟な考えを持つ
経験を積んだ保育士さんのデメリットとして、よく話題になるのが、「今まで自分がやってきたやり方が正しいと思い込んで、違うやり方を受け入れることができない」というのがあります。
たしかに、保育士としての経験は貴重ですが、自分が絶対に正しいと思い込むと、、、新しい環境でとっても働きにくくなります。
1日の流れや、子どもへの関わり方、書類の量や細かさなどなど、とても多いでしょう。
そんな環境では、今までの経験はもちろん活かしつつ、新しいやり方や自分が知らなかったことに対して素直に学んでいこうとする気持ちが大切です。
それを乗り越えた先に、保育士としてよりレベルが上がった存在になれるのだと思います。
③年下の先輩ができる
これはもう30代の保育士さんが、転職後の職場環境でも必ず直面する宿命ですね。
ここを乗り越えずして転職はない!といっても過言ではないくらいの壁です。
考えただけで「嫌だなぁ」「めんどくさそうだなぁ」となってしまいそうですが、しかし、そんなに恐ることはありません。ちゃんと対策があります。
そもそも、あなたが何歳であっても、どんな職場に転職したとしても、必ず最初は人間関係を作る必要があるのだから、それが年上でも年下でも関係ありませんよね。
▼年下の先輩と上手く付き合う方法
新しい職場に就職して年下の先輩ができた時の対策はこうです。
「あなたが逆の立場だったら、どうするか」を考えましょう。
あなたが保育士3年目くらいの年の4月、保育経験のある年上の後輩と一緒に働くことになりました。その年上の後輩先生がどんな人だったら一緒に楽しく働けますか?
その理想の人に、あなた自身がなるのです。そうすれば、きっと新しい職場の職員とも仲良くやっていけるでしょう。
④子どもの体調不良、学校行事等で職場の協力が必要になる
これは、もうすでに子育てをしてる30代の保育士さんが、転職する前に必ず意識しておきたいことです。
職員の子育てへの理解度は、とっても重要ですよね。面接の際に、園長先生や人事担当の方に伝えましょう。
また、職場に子育て中の保育士が何人くらいいるのかも、とても参考になる情報です。
子育て中の職員が多ければ、その職場は子育てしながらでも働きやすい環境だと判断することができます。
子育て中の30代保育士さんは、必ず確認するようにしましょう。
さいごに
ライフイベントが盛り上がってくる保育士の30代。20代とは違う心境の変化もあると思います。
転職理由は人それぞれ違いますが、転職をすることによって人生をより良くすることはできるでしょう。
そのために、30代で転職するメリットや事前に意識しておきたいことに気をつけながら、転職を進めてみてはいかがでしょうか。
- 初めての転職で何からやって良いかよく分からない!
- いろんな求人の中から自分の理想の条件に近い保育園を探したい!
もしあなたが、できるだけ転職を成功させたいと考えている保育士さんであれば、保育士専門の転職求人サイトの活用がオススメです。
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